みんなもういない
さきほどこのブログの過去記事のカテゴリを整理していたところ(新たに【断捨離】を作ったので、該当する記事を探して充ててた)、今年の春頃に途中まで書いたものの公開するのをやめて放置されてたこの記事をみつけました。
当時精神的にかなり堕ちていた際、感情の赴くままに勢いで書いた感があり「これをそのまま公開したらもっと酷くなるんじゃないか」と思い直してお蔵入りさせていたのだと記憶してます。
しかしながら、現在は平常心で冷静に編集できる状態に復活しているので一部手直しして改めて公開させていただきます。
~↓ではここからが当時書いた記事↓~
ここ4~5年でボクを取り巻く環境は激変した。
30歳を過ぎた頃から兆候はあったけど、しゅばりえーるの連載をし始めてからそんな事はすっかり気にかけなくなり(考えるゆとりもなかった)、連載が終わって昨年これまでの人生でやりたかったこと実行期間(人生見つめ直しも含む期間)を終えた後、改めて周りを見回した時初めて、自分の現在の状況を客観的に見ることができた。
そしてわかったこと。
例えるなら自分は浦島太郎状態でした。
「みんないない」
「消えた」
20歳代の頃、同人イベントなどでつるんでいた仲間たちは、中には有名作家になっていった人もおりますが、大抵は家庭持ちになっていたり、地方の実家に帰ってしまったとか、未だコミケやコミティアに参加する作家仲間などは皆無に近い状態になっていた。
飲みの席で友人が「コミケとか行くのが年齢的に辛くなってきた」とぼやいていたのがすごく印象的だった。
もう自分の居場所ではないような感覚が生まれているのだという。
あれほど同人イベントに愛と情熱とお金を注いでいた友人の心境がここまで変化しているとは。
自分たちより年上の参加者はたくさんいるし、実際会場についてしまえばそんな思いも消えるのだけど、家で冷静に参加するか考えている時はそんなマイナス思考が働く。
ボクが学生時代や20代前半の頃大好きだった河村隆一さんというLUNASEAというバンドのボーカルの方のソロの曲で『Missing you』という曲があるのですが、その歌詞で「新しい生活の中では大事な仲間でさえも自然と会えなくなるから寂しいね」という一節があるんだけど、今それが痛い程わかる。
孤独とは違う、環境の変化についていけなかった、取り残された哀れな感情というか、大人になりきれないもどかしさというか。
最近特に一番感じることを一言で表すと【寂しい】が該当するような。
変わらずコミケとティアに参加しているのがもう自分しかいない。
自分だけ20代の頃の感覚でずっと現実を見てなかった。
「おまえはずっと変わらないな」そう言われる人間でいたいと思っていた。
けどそれは現実逃避も兼ねていたと今にしては思える。
今ようやく凄まじい現実が自分に押し寄せている。
「このままではダメだ」という想いと、「ボクだけはずっと変わらないでいたい」という2つの一見相反するような感情が目まぐるしく火花をぶつけあってる。
そして自分だけ取り残されてしまったような、こうなってしまった一番の理由が恐らく精神年齢が悪い意味で子供のままだったからであろうと自分では分析してます。
大人になるというのが頭で理解できても心(深層心理レベル)で理解できてないというか。
現実が見えてなかったということ。
つまり言葉通りの「おバカ」なんですねぇ(_Д_)
当時精神的にかなり堕ちていた際、感情の赴くままに勢いで書いた感があり「これをそのまま公開したらもっと酷くなるんじゃないか」と思い直してお蔵入りさせていたのだと記憶してます。
しかしながら、現在は平常心で冷静に編集できる状態に復活しているので一部手直しして改めて公開させていただきます。
~↓ではここからが当時書いた記事↓~
ここ4~5年でボクを取り巻く環境は激変した。
30歳を過ぎた頃から兆候はあったけど、しゅばりえーるの連載をし始めてからそんな事はすっかり気にかけなくなり(考えるゆとりもなかった)、連載が終わって昨年これまでの人生でやりたかったこと実行期間(人生見つめ直しも含む期間)を終えた後、改めて周りを見回した時初めて、自分の現在の状況を客観的に見ることができた。
そしてわかったこと。
例えるなら自分は浦島太郎状態でした。
「みんないない」
「消えた」
20歳代の頃、同人イベントなどでつるんでいた仲間たちは、中には有名作家になっていった人もおりますが、大抵は家庭持ちになっていたり、地方の実家に帰ってしまったとか、未だコミケやコミティアに参加する作家仲間などは皆無に近い状態になっていた。
飲みの席で友人が「コミケとか行くのが年齢的に辛くなってきた」とぼやいていたのがすごく印象的だった。
もう自分の居場所ではないような感覚が生まれているのだという。
あれほど同人イベントに愛と情熱とお金を注いでいた友人の心境がここまで変化しているとは。
自分たちより年上の参加者はたくさんいるし、実際会場についてしまえばそんな思いも消えるのだけど、家で冷静に参加するか考えている時はそんなマイナス思考が働く。
ボクが学生時代や20代前半の頃大好きだった河村隆一さんというLUNASEAというバンドのボーカルの方のソロの曲で『Missing you』という曲があるのですが、その歌詞で「新しい生活の中では大事な仲間でさえも自然と会えなくなるから寂しいね」という一節があるんだけど、今それが痛い程わかる。
孤独とは違う、環境の変化についていけなかった、取り残された哀れな感情というか、大人になりきれないもどかしさというか。
最近特に一番感じることを一言で表すと【寂しい】が該当するような。
変わらずコミケとティアに参加しているのがもう自分しかいない。
自分だけ20代の頃の感覚でずっと現実を見てなかった。
「おまえはずっと変わらないな」そう言われる人間でいたいと思っていた。
けどそれは現実逃避も兼ねていたと今にしては思える。
今ようやく凄まじい現実が自分に押し寄せている。
「このままではダメだ」という想いと、「ボクだけはずっと変わらないでいたい」という2つの一見相反するような感情が目まぐるしく火花をぶつけあってる。
そして自分だけ取り残されてしまったような、こうなってしまった一番の理由が恐らく精神年齢が悪い意味で子供のままだったからであろうと自分では分析してます。
大人になるというのが頭で理解できても心(深層心理レベル)で理解できてないというか。
現実が見えてなかったということ。
つまり言葉通りの「おバカ」なんですねぇ(_Д_)