女騎士と誓約したひとのブログ

 
 

デジタル漫画絵での線

今回の新刊『オルレアンへ風と花を3』(以下『3』)ではキャラ線に関して描き方を大きく根本から変えているので、線がガタガタになって汚くなったと感じた方いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、それについてはわかっててやってることで、自分が今後目指してく絵柄を想定しているものなので問題ないのです。あとは好みの問題でしょうか。

しかし、”キャラ線”と違って”背景線”ってのは綺麗に越したことはないと思ってます。
キャラ線は多少汚くてもそれが味になったり個性になったりしますが、背景に映る風景・建物は個性や味うんぬんより汚い線より綺麗な線の方が良いに決まってるのです。

言い方を変えると、キャラ絵がヘタでも背景が綺麗だと全体が締まるし上手く見える。
逆にキャラ絵がどんなに上手くても背景がきったないと全体的に下手に見える。


昨年末冬コミ新刊『オルレアンへ風と花を 2』(以下:『2』)の印刷されたものを見た時、全体のクオリティが低く見え絶望しました。
そうです。背景線があまりに雑で、それで全体が汚く見えていたのです。

振り返ってみれば『2』ではキャラに時間を割きすぎてしまったせいで、背景を描く時間がほとんど無くなり、キャラに比べて相当雑になってしまい、結局その背景線がせっかく丁寧に描いたキャラ線をも殺し、全体的にクオリティが下がってしまった。(とボクは見ている)
(背景線が汚くなってしまった理由には、正確に言うと時間だけではなく他にも問題があったのですが、それは明日のブログに分けて記事にしようと思います)


以上を踏まえ『3』ではキャラ線を大きく変えたという部分以外にも、背景線もかなり着目して描いてみました。

20170220_1.jpg
『2』の背景

20170220_2.jpg
『3』の背景

トーンの部分は無視していただき、線に注目してもらいたいのですが、『2』の方が線が荒く雑ですよね。『3』の方が繊細で綺麗になってるかと思います。樹皮の線が全然違いますね。


かなり気を使って描いたようにも見えますが、実はこれにはカラクリがあります。
描き方は全く一緒なのです。ペンのタッチはほぼ一緒です。
なのにここまで違いが出たのはなぜか?

それは『2』が液晶タブレットで描いたのに対して、『3』は板タブレット・intuos3で描いたから。
この理由だけに尽きます。
というよりこれこそがボクにとって最大の理由なのです。

しかも板タブならなんでも良いというわけではありません。
intuos3 ではなければなりません。
最新のintuos proでは代替えは利きません。
ヌルヌル描ければいいってもんじゃない。

上記にて「背景線が汚くなったのは時間以外にも問題があった」と申しましたが、つまりその答えは液タブ・板タブとの相性です。
その部分にはつきましては明日のブログにて。

では今日はこの辺で。
   11:23 | Comment:0 | Trackback:0 | Top
 
 

カラー表紙絵

前回のコミティアレポ記事内にて今回の表紙絵について後日語りたいと申しましたが、では早速まいります!

wind and fleur3
今回の新刊表紙絵

まずざっくりと結論を申しますと

フルカラー表現は捨てました。

ええ。
10年以上デジタル絵をやってきて、それでも自分自身納得いくフルカラー絵を描けるようになってないんだから、これからも「こいつ化けたなぁ」とか「めっちゃパワーアップしとるやんけ!」みたいな成長は見込めないでしょう。

仮に365日ひたすらフルカラーイラストを描きまくっていたら成長するかもしれませんが…それはないでしょう。
ボクはイラストがメインではなく漫画がメインの人なので、フルカラーイラストは年に数枚しか描きません。
落書き程度でも描きません。それ描いてる暇あったら漫画のネタ考えます。

なのでフルカラーイラストに関しては今後も化けるほどの成長は見込めない。
…と判断。

そこでボクは「もっと線を生かした表現にすれば良いのではないか」と考えました。
フルカラー絵ってのは線よりも塗りがメインですがその逆で線がメインのカラー絵。

更にいうとフルカラーではなくどっちかというと多色刷りに近い表現。
セピアカラーとか写真であるじゃないですか。あんなイメージ。
色彩センスがない自分でも数色だけだったらなんとかなるんじゃないかと。

それでできたのが今回の表紙絵です。

普段フルカラーを描くと脳内イメージしていたものと、実際完成したものとでは大きな違いがあり、イメージ再現力の無さに絶望するのですが、この絵はほとんど脳内イメージしていた通りのものができたと思います。

なので正直申しますと・・・今回の絵自分でもすっごく気に入ってます(*´Д`*)
IMG_3401.jpg
ティアのPOP用に作ったポスター、部屋に貼っちゃったもんね。


もう自分の進むべき道はこれだなと。
長年大きな大陸目指して溺れつつもがいてましたが、もっと近くの島を見るべきでしたね。

フランスのあるヨーロッパ大陸を目指してましたが、ブリテンのイングランドに当着!
今はどんよりした蛮族だらけの土地だけどやがては世界を征する帝国に!

なんでもありません。ちょっと言ってみたかった(゚∀゚;)


ただ…あと少しインパクトのある表現を加えていきたい所存。
なにかないかなぁ…。
花だけはフルカラーにするとかどうだろうか?(〃'・ω・`)
   04:54 | Comment:0 | Trackback:0 | Top
 
 

コミティアお疲れ様でした

◆ティアお礼と簡単レポ
遅くなりましたが12日のコミティア参加された方々お疲れ様でした。

ボクのサークルに来て本を手にとって下さった方々ありがとうございました。
声をかけてくれたり、差し入れ下さったり、心より感謝です。

wind and fleur3
新刊表紙絵です。ネットでは初公開(;-д-)ノ(遅っ)
ええ・・・一目瞭然ですが色々とこれまでとは絵柄(表現方法?)を変えております。この件につきましては後日改めて当ブログにて語らせて下さい!

そんなこんなでなんとか間に合った新刊(コピー本)ですが、持ち込み分はおかげさまで完売しました。
ただ、かなり早い時間に無くなってしまったので、次回はもう少しだけ搬入量を増やそうかと思います。

もちろん今回の新刊『オルレアンへ風と花を3』は5月ティアにて再版しますので、今回手に入らなかった方懲りずにまたお求めに来て下さいますと幸いです。

そんなわけで当日は後半やることがなくなり、更に徹夜で参加したってのもあり結構眠気ピーク状態で、15時過ぎたくらいには撤収しました。
もしそれ以降にスペースに来て下った方いらっしゃいましたらすみませんでした_| ̄|○
んで18時前には家について、21時頃には爆睡モードでしたかね。

帰りは風が強くて寒かったですねー。
けどどこかで春の風を感じたような。ボクだけ?(_Д_)

次回イベント参加は上記にて少し触れてますが5月6日のコミティアになります。
当然ですが新刊は『オルレアンへ風と花を4』を予定しております。最終回楽しみにしていただけたら恐悦の極み。


◆ティア後
翌日の月曜は死んだように眠り続け、火曜水曜は年末年始にできなかった部屋の大掃除をしつつ、親戚の叔父にダビングしてもらった海外ドラマ一人視聴会とし、今日は確定申告行ってきました。

掃除はずっとしたくてもする時間なかったし、ドラマも早く見たくて悶々としてましたし、何年経験しても不慣れな確定申告を早く片付けたかったし、ここで一気に消化できて色々とスッキリしました(*´Д`*)b

スッキリしたら例のごとく溜まっていた緊張の糸がほぐれて、一気に熱が上昇してまいりましたよ・・・。
微熱ですがね。これはもう体質。しょうがないね。

あとはそうだなぁ。積んでいる本も消化したいね。面白かったらこのブログなどでも紹介したい所存。
んでそれも消化したら積んでいる某PS4ゲームを解禁したいとか考えてたんだけど、スケジュールを改めて見直すと、そんな時間無さそうで。

というか自身のエンジンがまだ『オルレアンへ風と花を3』の名残で温かい内にさっさと『オルレアンへ風と花を4』描き始めた方が良いと思うんだよね。
なのでゲームは結局5月ティア以降までおあずけかなー。



あと原稿にかかりっきりでブログを全然更新できなかった時期に、(今回の表紙絵柄の件含め)ブログで書きたいネタがたくさん浮かんだので、それらも徐々にお話したい所存です。

ではまた!
   14:45 | Comment:0 | Trackback:0 | Top
 
 

コミティア119

コミティア119の配置場所
スペースNo. ふ-07a LUCYR (ルシール)

コミティアまで残り時間も短くなってきました。
ここまでで現在お知らせできる部分を箇条書きにしておきます。


◆新刊はコピー本
『オルレアンへ風と花を 3』

本文は印刷してさきほど製本完了しました。
20170211copy1.jpg
コピー本としては異例の厚み。
画像だと伝わってない感ありますが、実際手に取ってみたらあまりの厚みに驚くと思います…。

例の中綴じホッチキスでとめられるほぼ最大量。
表紙をプラスすると、もはやとめられないので表紙はテープ糊でくっつける形にします。

そしてその表紙なのですが、まだ表紙絵が現時点で完成しておりません…_| ̄|○
先に本文の製本をしてしまって、残りの時間全てを表紙制作に費やす流れに変えたってのもあるのですが…急がねば!


◆既刊
『オルレアンへ風と花を 2』(昨年末冬コミ発行)
wind_and_fleur2_360.png

『オルレアンへ風と花を』(昨年夏コミ発行)
こちらは在庫全て完売済みなのですが、1巻が無い状態なのはいかがなものかと思い、コピー本として作ってみました。
20170211copy2.jpg
こういうとこでもカラーレーザーが役に立つなぁ(*´д`*)
ちなみに中身はオフセットとほぼ同じです。


以上の3種類となります。

明日はよろしくお願いします!!
   07:27 | Comment:0 | Trackback:0 | Top
 
 

表紙はアルー

だいせです。
表紙絵を甘く見ていた…。

本文の漫画を完成させた今としては新刊を落とすということはもう無いだろうけど、表紙も結局デッドラインギリギリでの完成になりそうです。

で、まだキャラのみですがこれがペン入れしたところのキャプチャ。
20170208.jpg
『オルレアンへ風と花を』のメイン主人公はアルーでありながら、金髪愛好家のだいせさんとしては見栄えの良さからエリカに表紙になってもらってましたが、ここにきてようやくアルーのソロ表紙でございます。

そして前回から引き続き、表紙は絵柄を変えております。


さて。そんな表紙絵ではございますが、カラー絵は塗りも去ることながら、実は線画も苦手意識があります。
漫画絵線画では苦手意識が無いのに、表紙絵線画では苦に感じる。やってることは一緒なのになぜか?

当たり前ですが漫画の1コマと表紙絵では気合の入れようが違います。
それゆえ単純に気負いすぎてしまってるから億劫に感じるというのがあるのでしょうね。

若干のデッサン狂いといった、漫画でなら多少妥協したり誤魔化しがきくレベルのものが、表紙絵では目立つし何よりも自分自身許せなくなるので何度も何度も描き直すことが多い。

それゆえ精神的にきついと感じ、苦手意識につながっているのだと思います。


しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上の原因が最近わかってきました。
それは1点絵ゆえ、細かくディティールを描きこもうとするところにあるようです。

例えばアルーの髪は漫画劇中ではいわゆる単純なツインテールですが、上記画像でいえばもっと中世イングランド人っぽい編み込みとか描き込んだりしてます、
あとは靴とかもそうですね。
漫画では黒ベタ一色で処理してますが、表紙絵では靴のディティールを細かく描くといった具合。

しかし自分はそういったデザインが得意ではないので、そこで一連のペン入れ作業がストップするんです。
資料探しに旅立つ必要が出てきます。

テンポよく描けない。
「ちゃんと納得いくものが描けるのだろうか」という不安もつきまとう。
それが苦手意識を生む。

そういうことなのだと思います。


しかも不得意だから避けるといった行為は、この表紙絵のディティールに関しては当てはまらない。
避けてはいけない気がするんですよね。
特に同人誌では・・・。


ここはもう淡々とこなすしかないかー。

…ではまた!!
   00:13 | Comment:0 | Trackback:0 | Top
 
 
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相河大聖/だいせ

Author:相河大聖/だいせ

漫画描き。
天使と騎士を描くのが好き。
海が好き。
TF TOYが好き。
据置ゲームが好きです。

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